こんにちは、シュアトコです(^^)
あっという間に11月になり、今年も残り約2ヶ月なんて…。ここからがほんとに早いんですよね^^;。でも秋から冬はイベントがもりだくさんだし、やっぱり気候が大好き!しっかり楽しむぞ!!
前回の記事はこちら→【発達障害でも中学受験】ぼくは…ここに行きたい!⑦
前回、入試までの数カ月間どんな家庭学習をして臨んだのかを書きました。今、思い出しても彼なりに本当に一生懸命取り組んだと感じます(^^)頑張った!!
話も終盤になりますが、今回はついに迎えた【入試本番!】について書きたいと思います(^^)
ついに迎えた入試月
入試日は、関西なので1月中旬…。小学校では、冬休み明け登校しない生徒が続々と増え、受験組のメンバーが囁かれる時期…。某進学塾では、平日の午前中から塾があるようで小学校を休んで勉強していたり、インフルエンザやコロナウイルスが流行るため体調管理のためお休みしている方もいるようです。家庭内でもやはり、体調面では神経を使う時期でした。
学校を休む子が多いの知らなかった!
初めての子の中学受験なので、知らないことがたくさんありました。なんかみんな学校休んでるから、そういうものなんかな?とか、ちょっとそわそわしたりなんてこともあったけど、休むのがベターなわけではないと思います。そのご家庭の判断で全然OK👍生活リズムが崩れることもあるし、お子さんと相談して決めてみたらいいと思います(^^)
我が子の通っている塾は、通常通り(16:40〜)の時間にしか授業がないため基本小学校へ息子は行かせていました。小学校へ行き→平日の数日は夕方〜塾へ。帰宅後、夜ごはんを食べ、少し過去問を解く。なるべく夜は寝る時間を作り、朝は起きれるように気をつけました。そんな数週間を過ごし、入試2日前からは小学校をお休みしました。
ちなみに、息子の小学校では、事前に中学受験する生徒にはお手紙が配られます。もちろん、入試に際して学校からの調査書など必要になる場合もあるためその連絡などのお手紙や、合格した場合は公立に進まないという場合手続きがあるようでした。なので、私立へ進学が決まった場合は小学校へ報告が必要でした。
息子も◯日から◯日まで学校をお休みします。という旨を事前に連絡していました。入試2日前から、もし2次試験や3次試験まで受けることも想定し長めにお休みする可能性がある旨を伝えました。
ついに入試前日
前日に、最後の塾へ。
その日は授業は少しだけで、受験日の心得や当日の持ち物、今まで頑張ったから大丈夫などなど…講師の先生からお話があったようです。息子も講師の先生の話を聞いて、少し嬉しそうでした!
大事そうに、「お守り貰った!」って小さな紙切れをにぎりしめていました(^^)本番の日、緊張したらこの紙を握れば落ち着くそうです笑!
でも塾へ行かせた意味は、こういうことをしてくれるのも含まれているんだなぁと感じます。親でもなく第三者だけど、一緒に過ごしてきた講師の先生の熱意や褒めてもらう言葉は、子どもたちにとって嬉しいことであり、素直に耳に入る言葉なのかもしれません。親としてはありがたいことです。
塾から帰宅後、そんな話をしたり明日の持ち物を準備したり…。本人はガチガチの緊張をしている感じはなかったけれど、ついに明日か〜という雰囲気を醸し出していました(^^)もちろん、お守りもカバンに入れて👍
塾の先生から話を聞いて気持ちも明日に向けて前向きな様子だったので、あえて私や主人はあまり明日のことには触れませんでした。入試当日は、朝早いのと夕方まで試験があるので前日の夜は10時には寝ましたZzzz…。
息子の受験日程は?
息子は結局、まず第一志望校A校の一次A(午前)と一次B(午後)、翌日第二志望のB校の一次Bの3回入試に挑むことにしました。
この、一次AとBとかは学校などによって組み方が違うのでしっかり考える必要があります。
基本的に変わらないこととしたら、一次Aが一番募集定員数に対して合格する人数が多いことでしょうか。2次3次になるにつれて合格人数は減ります。狭き門になるということです。息子が希望した第一志望のA校も、1次Aにて約8割が決まるとされていました。この人数は、プレテストなどのときに学校側から資料や情報が提供されると思いますので傾向も考えるといいかもしれません。
もちろん、1次Aで受かった子が全員入学するわけではないのでもちろんチャンスはあります!でも、行きたい学校ほど1次入試に組み込む必要があります。
一般的には…
我が家は2校のみの受験プランで塾へ提出したら…
塾の先生からは、一般的には…と面談でお話された?もっと受けてよ!と言われたに近いのかな?笑
例えば…1月14日、15日が入試本番とします。
1月14日(午前)→A校
1月14日(午後)→B校
1月15日(午前)→C校
1月16日(午後)→D校
を受けるそうです。(^_^;)
まじですか!?もちろん、A校からB校を移動しなければいけない。ましてや都道府県をまたぐこともざらだとか…。
本当に受験する子の頑張りに、大人としても頭が下がります。本当によく頑張っている!!
14日、15日にもしどこも不合格ならば、2次3次と約1週間入試が続きます。精神的にも辛いし、体力も本当にいることです。親としては、影で支えることしかできません。塾の先生によく言われたのは、行っても行かなくてもどこかの「合格」というものをもらうことは、小学生の年齢では報われることだと…。だからどこでもいいから受けろって。確かにそうかもしれないと受験が終わってみてひしひしと感じました。
でもなぜ?2校のみ?
これだけ塾にいわれたのに、なぜ2校のみ!?…学ばない親だわね笑
シンプルにいうと3つ理由があります。
行きたい学校にどうしても行きたいから!
みんなそうだわい!!笑
そうです。みんなそうです!
でもうちの子は、とにかく第一志望の学校(もしくは第2志望の学校まで…)以外は興味なかったんです。不合格なら、公立に進むと口では決めていました。口では…。
なので、親としては賭けです!本人と相談して決めました。受けるチャンスがあるだけ第一志望の学校の日程を受ける!!!
本来、1日目の午後は滑り止めになるような学校を受けるのが安全策なのかもしれません。第一志望の学校は、午後の1次Bでは合格率がかなり下がるのがわかっていたからです。でも、よく考えたら、「合格」ということがほしいのではなく「行きたい学校の合格」がほしいんです。ならば、チャンスがあるならその少ないチャンスでも与えたかった。一次でも三次でも受かれば同じです!!
もし、全落ちしたら責任を持って支える覚悟でした。
体力が少ない
うちの子インドアで、本当に体も心も体力少ないタイプの子だったんです。(^_^;)
器用にこなすことはできず、椅子に座って勉強するのもかなり他の兄弟と比べても苦手でした。これは、多少発達障害の子の特徴もあるかもしれません。腹筋と背筋があまりない…。机でやろうと促しても、自然と気づくと寝っ転がって宿題をしたり(-_-;)
そして心も頭もシンプルにしておいたほうが良いタイプ。入試教科も第一志望は3教科、第二志望は2教科+面接でしたがそういうプランもごちゃごちゃしてくると混乱し易いようです。
シンプルなプランで、本人が全力を出せるよう親子でどうするか考えたためです。
一般的なんて、今まで当てはまったことなんてなかったからです
うちの子、今までの子育ての中でも一般的にはという言葉が本当になかなか当てはまらいタイプの子でした。あはは…
一般的にはどうかを知った上で、一般的じゃない方法を選択したっていいじゃないですか?
本人と保護者が納得しているならば。みんなと違う方法はちょっと勇気はいりますが、邪道ではないはずです。本人の人生なんですから、やりたいようにやりましょう👍(もちろん犯罪や薬物などはやめてね…(T_T))
塾や他の大人が何を言っても、大人である父母があなたの希望をきちんと説明し伝えます。大人の役目です。安心してチャレンジしなさいと伝えました。
さあ!入試当日1日目
この日は、父親と息子で第一志望の学校へ行きます。私は家で子守です笑!
昨夜も10時には寝たし、体調は上々👍ぱっと見ですが、息子は緊張というよりもついに本番か〜というような雰囲気。つい色々口出してしまうのが親心ですがなるべくそっとしておきました…それでも言っちゃってたかな!?笑
1日学校に缶詰めなので、父と子のお弁当と水筒を準備し持ち物だけ入念に確認!最寄り駅まで車で送りました。午前午後の間、待ち時間結構あるからなんか本とか参考書持ってく!?なんて言いながら、なんかをたった1冊リュックに入れていました(-_-;)大丈夫か…なんて思いながら笑。
会場では
息子は受付を済ませたら、教室へ。父親は、会場指定の場所で待機します。親も待ち時間長いので、何かしら時間を潰せるものを持っていく必要はありますね。
午前のテストが終了すると、大多数は次の会場へ行ったようです。そりゃそうなんかな(^_^;)でも、同じような午前、午後両方受ける人がいないわけではなかったようです(^^)
お昼ごはんを食べながら、テストどうだった?なんて話たりしたようです。周りのお子さんは、参考書など見て待機していたようですが、うちの子どうしていたのでしょう…。
ぱさっと入れていた参考書でも見てるのかな〜なんて思っていましたが、父親からLINEで「今待機中。あいつ…携帯でパスルゲームしてる」
はい!?
ま…ま…ま…まあいいでしょう。緊張してるのを癒やしてるか、ただ呑気なのか。(多分後者…l||l) 急かしたところでいいことないので、とりあえず午後のテストも頑張ってねとだけ伝言しました…あはははは…
無事1日目終了
疲れた〜!!と帰ってきました!
テストどうだった?と聞いても、おなじみのまあまあかな?でしたが無事、1日目終えれたことに私としてはもう十分です👍
明日の準備をして、夕飯を食べながら合格発表の結果を待ちます。今の時代は結果が当日にわかるなんて早いですね(^^)息子の時は確か、19時頃だった気がします。やっぱり、そわそわしますね💦
兄弟たちが一緒に合格発表のページ見たい!!と騒ぎましたが、本人がお父さんお母さんと3人がいいといったので3人でドキドキ…。
第一志望の一次Aの結果は…
サイトのページをポチり!
番号をたどります…たどります…
「あった!!!合格した!!」
この時、ここ数年で一番息子が興奮してはにかみ、心から喜んでいる姿をみた気がします。
ドーパミンの出が少ないらしい息子は普段そんなに興奮したりする姿見ないんですが、本当に心からの興奮と喜びを感じている表情や姿に私自信も感動して涙が出ました。今でも思い出すとうるっとしてしまう…
そして、結婚して初めて見た夫の嬉し泣き!!笑!
この人こんな嬉し泣きするんだ!笑!って!新たな一面も見ることができました(^^)
ダメ元で挑戦した中学受験。家族でいっぱい話してつまずいてきた気持ちと息子の頑張り、最後までやり遂げたこと、息子がここの学校へ行きたい!と思っていた気持ちや思いが叶ったことが家族全員から溢れ出た日になりました。
第一志望の学校が合格したので、2日目の入試は試験料入金はしていましたが受験しませんでした。
今でも、主人と奇跡だな…信じられん笑!なんて言って、息子が失礼な!って冗談で話しています(^^)
これだけは言いたい
今回息子が中学受験に挑戦して、わかったことがたくさんありました。本当に子どもたちは頑張っているし、頑張らないように見えても見せているだけです。その子なりに頑張っています。そして、小学生という年齢で中学受験は正直、合う子合わない子がいることも事実だと感じます。息子は合わないタイプだったと思いますし、かなり無理をしました。
もし願いが叶わなかったとしても、人生が終わりなわけありません。これからの人生で必ず転機があり、どんな人生にもできる年齢です。私の周りでも、希望が叶わず公立に進みましたが悔しい思いも絶対あったと思います。でもそれを糧にいままでの勉強でしっかり力をつけていて、部活や青春を謳歌しながら高校受験へ邁進しているお友達もいます。
合否に関係なく、頑張ったことを知っていること、ご両親はあなたを応援していることをお子様に伝わることを願っています。
無理をしたけど、息子の場合1つ救いだったのは
小学校生活で発達障害の特性に苦しみ、自信を失っていた息子が中学受験という試練を最後まで乗り越えることができたこと。それに加え願いを手に入れることができたことは、本人にとってかなりの自信を得ることができたことは確かです。いままで成功体験が少なかった息子が、今回やればできた!ぼくでもできる!という強い刺激と共に、心の成長がはっきりと見られました。
現在中学2年生ですが、明らかに本人の心の成長は目覚ましく心の奥深くに根を張った自信が、芽生えてきたからこそ新たな挑戦や前向きな気持ちで発達障害の特性とも付き合いながら過ごしています。
こんな本読みました(^^)
PR含みます
初めての子供の受験。自分自身も中学受験はしていないのでいくつか本を読みました(^^)
基本的にランキングとか傾向対策の本ではなく、読みやすく参考になった本やおすすめな本を紹介します!
楽天ブックスは送料無料なので私はリピーター♪
1️⃣中学受験をしようかなと思ったら読むマンガ 新装版
一番はじめに手にした本です(^^)まんがだから読みやすいし、いろんなタイプのお子さんを例に中学受験に望む様子が描かれています。私としては一番親の心得や心情のような内容がたくさん含まれていて参考になりました。息子もさりげなく読んでいたので、親子でつかえるかもしれませんね(^^)
2️⃣中学受験にチャレンジするきみへ 勉強とメンタルW必勝法
この本は親ではなく、子供に向けた1冊です!でも、本人に読んでって渡すのも興味ある子ならいいけど…ただでさえ本そんなに好きじゃないのに…。ってうちの子はそうでした💦本人がよんでも前向きになれるけれど、親がこんな時どんな声掛けやフレーズ使うといいかとか参考にしたらいいと思うんです(^^)そばにいるけどつい余計なこと言っちゃうなんて人におすすめです(^^)私も仲間です…笑
3️⃣なぜか突然、中学受験。
なんか…息子と状況にてる…笑
コメント