長男くんは発達凸凹🎶 小学校編③〜高学年

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こんにちは〜

Sure-toko(シュアトコ)です♪

関西圏で5歳から12歳の4児を育てているママブロガーです😊我が子のアレルギーっ子育児、登園しぶりや不登校経験、発達障害の育児を体験し、経験を通して初めてわかったことや感じたことがたくさんありました。今も現在進行系での悩みもたくさんあるため皆さんと共有し、私自身も教えていただけたらと思っています😊ブログやインスタでもコメントや感想をいただけたらうれしいです!

 

コンサータとインチュニブを内服しながら、過ごす高学年の生活を書きたいと思います🎶
長男くんの小学校生活編は今回で完結します。

高学年になったよー

進級前に、スクールカウンセラーの先生からの助言を学校側に伝えていたことによって、担任の先生も彼の状態をある程度把握してくれている先生になり、クラスの中でも長男が過ごしやすいお友達もいたことは、とっても大きかった環境の変化です。

そして

通級もスタートするにあたり、学校側が個別の教育支援計画と個別の指導計画を家族と一緒に立てて

情報や考えを共有し、その目標をもとに一緒にサポートしていただけることになりました。

担任の先生だけでなく、支援サポートの先生なども加わり一緒にサポートしていただけている事は本当にありがたいことです。

特に、高学年になり、教科別で先生が変わることが増えました。

そんなときも、担任の先生だけでなく学年全体の先生で彼の状況やタイプを知っていただけることで、彼は断然過ごしやすくなったと感じます。

こんな配慮をお願いしました

ここで言う配慮とは、合理的配慮のことです。

提案

①板書に時間がかかるため、連絡帳に書く内容はどこか教室の一部に残してもらいたい。

授業中のノート板書が追いつかないかもしれない…

②宿題の量をこなせないまたは、漢字の繰り返し書く宿題内容が本人にはかなり負担…

③宿題をやっていても、出すタイミングを逃して提出場所が分からず自信がない

④クラスメイトの顔と名前が一致しにくい

実際

①後ろの黒板に残してもらうことになりました。

6年生は、1週間の時間割、持ち物、宿題が書かれた用紙をクラス全員に配布してもらえるシステムになりました。

授業中、ノートの板書はできる範囲で本人は努力する。重要な部分は、もし本人が書けていないようなら声かけてもらえるようになりました。

宿題内容を少し変えてもらいました。漢字の書き取りや繰り返しに困難があったため、小テスト内容を繰り返し、ただ写す行為から問題をといていく方法に変更。漢字ドリル本体書き込みの新しい漢字は行い、ノートへ移していくものはできる範囲で行うことにしました。

宿題も次の日まで、というくくりではなく、1週間のなかで完結できるよう提出の幅をもたせていただきました。

③大体朝1番に提出するそうですが、そのタイミング以外はボックスを片付けてしまうそう。

高学年で教科担当の先生はバラバラなので担任の先生も提出内容を把握していないこともあるようです。なので、出しそびれてしまったときには、どうしたらいいかを相談し、提出する場所を設けていただきました。

④教室に係のグループ表があり、名前のみ書いてあるところに班ごとに写真を撮り写真も追加して本人が声かけるときに不安なら確認できるようにしていただけました。

効果

①教室のどこかしらに、連絡事項を残してもらえるだけで書き残したものも帰るまでに確認ができました。

6年になって、全員に連絡事項が配られることはかなり気持ち的に楽になったように見えました。それも1週間分なので、変更時のみ書き込みで済んで、お休みをしたときでも翌日の持ち物や宿題もある程度目に見て確認でき、先の見通しがつきやすくなったように感じます。

ただ、これは先生の方針もあるため、何かしらタイミングを逃しても自分でフォローできる環境を作れれば、自分でも対応できるようになってくるとひしひしと感じました。

連絡帳に予定や持ち物などを板書したりするのも、今の時代あっても中学まで…

紙媒体の手紙ももう徐々になくなってきますね…

もうタブレットにデーターを送られてきたり、タブレット内で管理する時代を生きていく彼には、

もし、板書自体でつまづき苦痛が多いなら、今はある程度できれば十分なのかな〜とも思います。

そこの考え方も先生によって全然違うため、先生と考え方が違う場合は親が少し環境を整えてあげる必要があると感じています。

 

②宿題を減らしてもらうなど初めは頭にありませんでした…💦一生懸命なんとかやらないとと思っていました😅

もちろんできるなら問題はないですが、学校生活で目一杯力を使っていた彼には家に帰ってから、また力を出すのは難しい時期もありました。なおさら苦手な行為の宿題ではかなりストレスを感じていたと思います💦

何か忘れてる気がするとか、算数で何か必要と言われたけどなんだったか…など、

「何か言われた」

 

ということは、わかっていてもその先のいつまでに、何をして、どこに出すなど先の情報まで覚えておけなかったり、聞き逃してしまいます。

なので、常に不安がつきまとう…。

確かに、迷路でゴールするということしか情報がなくて、どのぐらい時間はかかるものか、何でできた迷路か?木?鏡?暗いのか明るいのかなどある程度、情報がないと誰でも不安ですよね…💦

きっと情報が自分の中に少なくて、でも漠然とわからないからと割り切れることでもなく、毎日ならなおさらしんどかったんだと思います。

 

高学年になってきて、ある程度自分でも忘れてしまった。やばい。ということは認識しているため、より「どうしよう」…がつきまとい、翌日の学校が気が重くなる日も増えました。

彼なりのプライドもあるんでしょう…わかっていないこと、忘れてしまったことが恥ずかしいと感じていたように感じます。

それが、自信がなくなる一つの要因でもありました。

 

コンサータの内服の効果と宿題の仕方を変え、提出期限もゆっくり期間があることで本人もできなかった日でも翌日怒られるんではないか!?という不安も減りました。

 

□ちなみに、漢字練習の宿題を『やらない』という選択は、本人は嫌がりました。

 

それは彼には『みんなと同じようにしたい』という気持ちが大きくあったからです。

ただうまくできない現実との間にいる彼の気持ちをを尊重することは、今は大切だと感じたため先生とも相談しました。とっても理解を示していただけたおかげで、試行錯誤はしながらですが学習に取り組むことができています。

③提出物は、勇気を出せずに出せなかったときでも少しずつ期間内には出せるようになってきました。正直、ボックスはあまり活用できなかったようですが、お守り代わりになりました。

先生方との情報の共有が一番、大きかったと感じます。

④コロナ禍になり、先生方も積極的に写真を使った学級新聞など行っている先生も多く、タブレットで写真を撮る機会も学校生活で増えたようです。

写真を取り入れる作業自体は、負担は少し少なくなってきている印象があります。6年の時は、もともとそうされる予定なので大丈夫ですとの返答もありました。

実際は、気持ちも余裕が出てきたことや、もともとの知り合いのお友達も多かったこともあり、彼なりに名前が分からなくて困る機会は減ってきたと、会話の中からも感じます。

前は、名前はわからないんだけど…ということは多かったのですが、〇〇さんが…といった会話があるのでかなり、助けられているのだと感じます。

個別の教育支援計画と指導計画立てたよー

5年生になって、通級を受けることにしたことで、個別の教育支援計画と指導計画を立てました!

個別の教育支援計画とは?

文部科学省によると…

平成29年改訂の学習指導要領において、作成と活用をすることが示され、特に通級指導においては指導を受ける子供ごとに作成し、活用しなければならないとなっています。(文部科学省ホームページ参照)

文部科学省に詳しい対象や目的、利用方法など記載されているためぜひアクセスしてみてください。

実際に利用するにあたり、これなんだろう?ではなくなり、一つの情報として持っていて損はないはずです🎶

文部科学省「個別の教育支援計画について」

ちょっとホームページの内容が長かったので、私なりの解釈と実際を記録してみたいと思います。

若干間違えがあったらすみません💦

作成する目的は?

教育支援計画は…

生徒一人ひとりのニーズを正確に把握し、教育の視点から適切に対応するため。

長期的な視点で一貫した教育的支援を行うことが目的。

つまり、困難な状況も一人ひとり違うため、それに合った支援の仕方を考え、本人や保護者も含めた関係者で情報を共有するツールができたというもの。

 

実際に、私自身も日頃感じるのは…

学年が変わり担任の先生が変わると、1から説明し直し、方法を再度模索しなければいけないことが多々ありました💦…結構、心の負担があります💦

もちろん、これから進学にあたり小学校から中学へ進学するにあたっても同じような悩みはつきまとうでしょう。

ただ、この指導計画を立てていることで、切れ目のない支援をもしかしたら続けることもある程度は可能なのかもしれないと感じます。

ベースになる子供の情報や小学校での困難な事項、対応策など記録されているため活用が現場でできるならば、保護者も子供もありがたいことだと思います。

実際どのように作成した?

コロナで、休校期間があったため息子の場合は開始時期は遅くなりましたが基本4月には作成に入るようです。

書類がまず2枚もらいました。

そこには生育歴から今までの支援や診断などの記載、一番は、今何に困難を感じているか?

彼はどうなりたいかなどの目標や気持ちや保護者の願いを記載するようになっていました。

息子は、「できることならみんなと同じように過ごしたい」「困ったときに友達や先生に助けを求めることができるようになりたい」と気持ちを伝えてくれました。

きっと、ここが大切なんだと思います。

一人ひとり、障害や状況、本人の性格も大きな幅があり一律に基準を設けられないことやこの子はどうしたいか?が寄り添った支援につながる根本だと思います。

息子の場合、支援級に進むのは嫌がり、できないながらも同じように過ごしたいという気持ちは否定する必要はないと私は判断しました。

そして、本人もわかっていたようですが、困ったとき、迷ったときに友達や先生にちょっと聞いたり、助けてもらったり、教えてもらうことさえできればどんなに過ごしやすくなるか!?と思うことはかなりあります。

これは、定型発達児でも日常生活で困ったとき助けてもらったり、聞いてみたりしますよね?

行動を特別なことをするわけではないけど、聞けばいいじゃん!と思うことができないのが障害の影響が関係していると感じます。

大したことないのにと思うことが、とっても大きな壁になり苦しんでいる子供たちもいることが現実にはあること。
それを、大人が助けたり寄り添うことや方法を一緒に見つけてあげることはとっても重要なことだと感じます。

 

情緒な面は、目に見えないものなだけに、助けを自分で意思表示しないとわかりませんもんね💦

これらのことを踏まえて、担任の先生と支援コーディネーターの先生と相談し、支援の仕方の模索しました。その目標に向かって、本人も親も先生もサポートしながら成長を見守っていく体制を整えることに繋がりました。

これは、息子の一例なので、学校によって様式や手順は多少違うことがあるかもしれません。

放課後デイサービスなどの利用をしていたりする場合も共通した情報を元にサポートに当たれることはとっても大きなことだと思いました。

個別の指導計画とは?

教育支援計画を元に、学校側が個別の指導計画を立ててくださいます。

主に、学習上の課題や指導内容、方法、取り組んだ結果どうだったか、何が難しかったか?など継続的な指導ができるように作成していただけるようです。

その計画書も、保護者と内容を確認して共通認識をもってサポートすることになりました。

他の学校でもしかしたら温度差や、こういう決まりができてもうまく運用できていないこともあるのかもしれませんが、息子の場合手厚くサポート頂いているように感じます。

決まりごととはいえ、先生方には感謝と本当に先生って大変なお仕事だとひしひしと感じています。

さいごに…

5年6年と、通級も彼にとって息抜きの時間や話をよく聴いてもらい受け入れてもらえる環境が学校生活を過ごしやすくなったと思います。

先生によって、対応もまちまちであり、必ずお願いしたことが叶うとはかぎりません。

やはり、どこまでお願いできて、どこからは難しいかをしっかり話し合う過程が大切だと感じます。

支援級なら先生も多く対応可能なことでも、普通級では難しいということは普通に存在し、その通りだと感じることも大いにあります。

その中で、親が困ってる子供にできることは環境を整えてあげたり、意思疎通が苦手なタイプならある程度先生とコンタクトを取ることは大切なのではと思いました。

 

ほんと実際はかなりの労力で大変ですけどね💦😅

通級は受けてよかった!

そして、サポートや理解は必要ですが、普通級で彼の気持ちを尊重しながら過ごすことができ、親としては本当にありがたい気持ちでいっぱいです。

彼自身も、自分のタイプを受け入れたりすることは簡単ではなかったと思います。

頑張ればなんでもできる…やればできる。

それが通用しない…、頑張ってもできないこともある。

できるようになるのを諦めるわけではありません。でもかなりの時間も労力も人一倍、いや…人千倍かかるかもしれません。本人ができないと生活していく上で困ることでは、身につくまで諦めなくても、ほかの方法や手段を選ぶことができる事であれば、苦手な事に固執するより、得意なことや好きなことを伸ばしていけたら彼にとって、強みになり、自立することを考えると必要な過程ではないと日々感じています。

もちろん、疲れやすく、定期的に休息も必要な彼ですが休みを取りながらでも彼のペースで過ごし成長してもらえたらと願います。

最後まで読んでいただきありがとうございます!

また、通級については詳しく書きたいと思います。



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