【発達障害でも中学受験】ぼくは…ここに行きたい!⑥

中学受験

こんにちはシュアトコです(^^)

前回、息子が精神的に追い詰められ受験対応コースから、公立中学へ進むコースへ移籍した話の続きです。

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(前回の話…↓)

【発達障害でも中学受験】ぼくは…ここに行きたい!⑤

 

夏期講習が近づいてきたころ…

息子はコースを移籍し、移籍先のクラスでも順調とは言い切れませんがペースを落とし心に少し余裕ができました。表情もよくなったように感じます!

 

私としては、もうこのまま今のコースでいいんじゃないかな!?と内心思っていました…^^;

だって〜親だって正直しんどい💧勝手にやってくれるようなタイプの子なら全然構いませんが、手続きやら説明やら、ましてや受験するなら大変なの目に見えている…l||l。そんな気持ちも正直ありましたが、これは私の勝手な思いだからと心の中に押し込めたのを思い出します^^;。

 

結論としては…

息子は…

●受験はする

●家では誘惑に負けるから夏期講習から受験コースへ戻る

ことをいつのまにか決意していました。はっきりと。

 

もう一度受験勉強チャレンジしてみて、やっぱりしんどくてできなかったら本当に諦める。戻るわ。

あ…うん。え!?ほんとに?

…分かった!

正直、私はびっくりしました。だって戻りたいなんて素振り一度もなかったし…。このときに、そんなに行ってみたいと思う気持ちが強かったんだなと思いました。あまりにも信じられなくて、戻るならこういうこともあるよ?など確認してしまいましたよ…^^;。

我が家は、再度受験コースに戻って志望校へチャレンジすることになりました。

 

 

どんな勉強をしたか?

受験コースに戻りましたが、追加のオプションのような授業は一切取らず受験科目がある【国】【算】【理】の科目のみ取りました。

夏期講習以降やはり学校別の授業内容になり、塾のなかでも過去問対策など+基礎的な漢字や計算のスキルアップを継続していく感じで行われていたように感じます。

 

 

この時期あたりから、親が一緒にすることって?

受験をするにあたって、「プレテスト」というものがあります。

私は初めて知ったので、そんなことするんだ〜と思ったのですが、いわゆる説明会+お試し模試みたいな感じでしょうか?テストを受けている小学生のイラスト(男の子)

 

 

お試し模試と言っても、このプレテストでいい点数であれば当日あまり点数がふるわなくても考慮してもらえるなんて学校もあるようなので、大切なものにはなるかもしれません。

大体、どの学校も数回プレテストを設けていて、何回受けても構わないし、お金も無料です。ネットにてプレテストの予約のみ必要になります。

塾からは、本番受ける可能性が少しでもある学校は受けてください!!と強く言われましたが、どういう意図があるか真意は保護者の立場ではわかりませんが、点数が反映される可能性や合格までどのぐらいなのかの目安が分かったり、中学校側にもプレテスト受けた記録があるほうがいいのかもしれませんね。

ちなみに服装は、私の行った学校はお子さんは特にみなさん普通の服で来られていましたよ👌親御さんは少しキレイめな服の方が無難だと思います(^^)

 

プレテスト行って損はありませんでした(^^)

息子の場合ですが、合計3校、5回プレテストを受けました。

第一志望ははっきりしていたので、その学校のプレテストはできるかぎる受けに行きました。第二希望の学校はなかったんです。塾の先生から、もう一つは受けて欲しいと言われていたので近場の学校と遠方ですが校風が合いそうなところの2校を追加でプレテストを受けに行きました。

 

これが、案外良かった!!

 

毎週末、祝日などに大体プレテストがあるのでお休みの日は潰れますが…実際に足を運んで分かること、先生や学校の雰囲気、通学時間や交通の利便性などなど親子ともに感じることが大いにありました!我が家の場合ですが、こんなことが分かりましたよ(^^)学校の建物のイラスト(背景素材)

 

 

近場のA校は…?

第二希望になりうる近場のA校は、息子は「感覚なんだけど…合わん。」と言っていてたのがまず感想のようでした。親は、説明会や学校案内を息子がテストを受けている間に受けるのですが、正直私は、古い体質な学校だな…^^;うちの子には合わんかもな…なんて肌感覚ですが感じる部分がありました。私は古い体質と感じた部分を、伝統的な思考の学校と捉えるか方もいると思うので、人それぞれですので、その感覚は合う合わないの1つだと思います(^^)

それに、家から近いのに思ったより通学するのに利便性が悪いことも分かりました。車ならめっちゃ便利な場所なのに…なんてことも。これも、本人とプレテストを受けに行き、実際に足を運んだからこそ実感したことだと思います。このプレテストを受けてみて、もし受かっても入学する可能性が低いためA校は願書を出しませんでした。

 

遠方のB校は?

B校は、全く知らない他県の学校でした。距離はかなりありますが、プレテストを受けに行ったところ本人が「ここなら受けてみてもいいかも…」と言っていて合計2回プレテスト+プレテストの解説+説明会を1回受けました。保護者に対しても丁寧であり、合格して入ってほしい!という気持ちが伝わるような説明会であり勉強がそんなに得意ではないお子さんにもどうしたら、勉学に興味を持ってもらえるか?サポートできるか?など実際に手厚く生徒数は少数にて教育されているのが伝わる学校でした。通学に時間はかかりますが、電車1本で行けることは距離だけでない利便性は感じました。本人ももし、第一志望校が不合格で、B校が合格できたら公立ではなくここに行きたいとなったため第二志望校として願書を提出することに決めました。

 

 

プレテストでやはり見てほしい・活かしてほしいポイントは?

●子供自身の感じたことを聴く。

やはりまず、子供の反応だと思います。少なからず6年間は通う学校です。そんな1回や2回で何がわかるか?と思われるかもしれませんが、感覚的なものは子供でもあると感じます。ぜひ、気になる学校には何度も足を運んでみてみることをおすすめします!

 

●学校のカラーをチェックする。

説明会も同時にされる場合がほとんどだと思いますが、学校の雰囲気がガツンと分かる場だと思います。ある程度表向きの顔であっても、結構分かります。先生方の話し方や、やり取り、教室や生徒の雰囲気、入学後のイベントや出費などのお話もあります。説明会・セミナーのイラスト(女性)

例えばですが…パソコンなどの使い方一つ見ても口では、タブレットを導入して活用していますと言っていても、説明会で旧式のスライドだったり操作が先生方の間でも使いこなせていないのを目にすると、学校としてあまり活用や運用がされていない可能性を感じる部分が見えたりします。息子の場合はタブレットなど活用して発達障害の特性の影響を少なく学校生活が送れたらということもあったので目につきましたが、一般的にも私学のメリットとしてICTの活用もあると思います。学校としてどのぐらい活用しているか?などの説明と合わせてよく見てみるといいかもしれません。

説明会の中で、どこに重きを置いているか?も学校の特色が出る部分ではあるかと思います。偏差値の高い学校はちょっとまた違うかもしれませんが、例えば…【基礎的な部分をしっかり築けるよう】【大学進学に向けて】【学習指導にはあまり触れず部活動熱心】【インターナショナルな人材育成】などなど、学校として売りにしているポイントが必ずあると思います。そのポイントは保護者として、子供を預けるのに1つの参考ポイントになるのではないかと感じます。実際入ってみたら違うなんてこともあるかもしれませんが、入ってみないとわからないことはたくさんあるとしても、入る前から合わないことや求めていることが違うなんてことにならないようにするといいなと思います。

 

●過去問など資料を貰える。

学校にもよりますが、過去数年分の過去問をたっぷりもらえたり、学校生活の資料などもいただける機会があると思います。私がプレテストへ行った学校の中でも、丁寧に過去問の傾向や合格にはこの部分の学習をしっかり点数とれるようにしてほしいとか、過去問の解説付き回答がもらえたり、点数配分が大きい作文など対策をしてきて欲しいなどお題のヒントまでくれる学校までありました(^^)

ホームページから過去問をダウンロードできたりする学校もあったりしますが、実際のテスト用紙と回答用紙、回答がもらえるので時間配分なども含め、本人と家で練習することができます。やはり、何度も実際の問題を繰り返して練習することは大切だとひしひしと感じたためとてもありがたかったです✨

 

●個別相談ができたり、先生に気になることを伺えるチャンスを活かす

全体の説明会だけでなく、個別相談を設けている学校もあります。私は、第一志望の学校では発達障害の傾向がある息子について個別相談をしました。

障害があることを相談して影響があったら^^;…なんて気持ちもありましたが、もちろん障害を理由には合否に影響させてはいけないことはあります。心の中ではそれでもわからんですよね〜でももし、入学して何かしら合理的配慮が必要になった時、この学校はどのぐらいの考えや対応をされるのか聞いておくことは大切だと思いました。公立では合理的配慮を求めれば法律にて受け入れてもらうことが可能ですが、私立にはその義務はありません。

学校独自の考え方があるため、このような場合はこういう対応は可能か?難しいのか?など確認をしておいたほうが無難だと思います。もし、この時に一切対応できませんなど嫌悪感を抱くような対応であれば、もしかしたら学校としてあまり受け入れる考えがない場合などもあります。もちろん、面談した教師だけがそういう考えという場合もあるかもしれませんが、合格することがゴールではなく、その先我が子がこの学校でどう過ごすせるか?が重要だと考えるため、結構大切なポイントだと思います。

 

ちなみに…私はこんな相談・質問をしました!

●発達障害の特性から、板書に時間がかかる場合があります。もし、入学できて授業中追いつけないなど困難な場面が出てきたときに配布されているタブレットで写真を取るなど対応は可能でしょうかタブレットをキーボードで操作する人のイラスト

→ICTの活用を進めているため、ノートにすべて書くというスタイルではなく教師が黒板を写真にとり全生徒に各自のタブレットに送るなどしている教科も多くあります。もし書き留められずという場合写真をとることは、可能だと思います。

 

●タブレットを活用していると伺いましたが、提出物やお手紙などもタブレットにて管理するのですか?それとも、授業中のものなどは書面管理ですか?(これは、息子がワーキングメモリーが低く提出物など指示が多いものは、聞き漏れや覚えておけなかったり困難が小学校でもあったため伺いました。)タブレット型PCを使う男性のイラスト

→保護者への手紙や連絡はほぼアプリを通して直接連絡します。授業中プリントなどは、もちろんありますが、宿題提出などはタブレットから行ったり、提出物や生徒への連絡事項はタブレットのアプリにて連絡します。聞き逃してもそこをみれば分かるとはおもいます。ただ、過去に同じような方でタブレット内のアプリの連絡事項の中身を、わかりやすいように整頓して個別にて送ってもらうなど対応してほしいという方がいましたが、そこまではできないのでご自身でチェックできないお子様の場合は親御さんでフォローをお願いしたいです。

大きくこの2点をお聞きしましたが、どちらも誠実に教えていただけたと思います。学校として、このラインあたりまではOKなど、大まかであっても知れたことは大きなメリットでした。息子の今現在の障害をみて考えると、ある程度対応可能なことが分かり少し安心した事、合格してもしなくてもどんなことの練習や準備する必要があるか考えることにも繋がりました。

さいごに…

入試本番まで、親子ともにやはりバタバタします^^;。息子の頃は、コロナの状況が悪かったためプレテストの付き添いは親1人など人数制限がありました。オープンスクールのような学校の学園祭をみれたりなどなかったため、実際学校に入れるのが説明会やプレテストだったように感じます。今は、制限などもなくなり、足を運ぶ機会が増えたと思うためぜひ、面倒でも見に行ってみてください(^^)

何より本番に近い形で、何度も入試の練習ができることも息子にはとても助かりました✨成績は振るわず自信喪失するかな?なんて心配もしましたが、それよりも本番少しでも慣れた環境で受けれるメリットのほうが大きいと思います。

そして、例えば母親だけでなく父親にもぜひ説明会に参加してもらうとなおいいと思います。一人親の方であれば難しい場合もあるかもしれませんが、自分だけでなく違う人の意見や感じたことを聴くチャンスだと思います。案外、全然違う印象だったり両親が同じ情報でいたほうがうまく行く気がします。私も主人と息子でプレテスト行ってもらって、よかったことがたくさんありました!プレテストの予約や願書提出など事務管理もたくさんあるため一人だけだと大変💧我が家は、他の兄弟にもたくさん協力してもらいながら乗り越えた受験だったので、本当に家族の協力は必要だと感じました。

次回は、発達障害の影響とともに臨む息子がどんな勉強の仕方をして本番を迎えたか…を書きたいと思います。

 

こんなの必要になりました(^^)

プレテストや入試本番などの前に、いくつか必要な物を私はそろえました!事前に準備して、使いなれておくといいかもしれません(^^)基本的には、中学生になっても使える物を基準に選びました(^^)好きなお店で直接選んでもいいし、ネットで時短で手に入れるのもありです!

参考になればうれしいです♪

腕時計

電車やバスに乗って行く機会が増えたり、入試の時にも持参します。案外今、携帯があるので腕時計しないんですが、こういう時は必要になりますよね^^;。すぐ買えると思っていたけど…なかなか手頃なものがなく、100均などにもなくて…慌てて用意したのを思い出します(;´Д`)中学に入ってからも、宿泊研修などで必要になるのでシンプルなデザインで見やすく長く高価すぎない使いやすいものをおすすめします!

 

手袋

冬本番の中、通塾や入試に向かう際にやはり手袋は必要になりました。緊張もすると思うので手先が冷えないよう持参しました。もちろん中学に進学してからも使えます!今はまだ暑いぐらいですが、本番は結構寒い日が続くので準備するといいと思います。

 

スニーカー 

いざ、プレテストや入試に向かうのになんかボロッボロのスニーカーしかなくて^^;。ピカピカでなくてもある程度身だしなみは大切だと感じました。入試本番期間は、移動が案外多かったりもするので歩きやすい靴がいいと思います。そして面接がある学校もあると思うので、シンプルなカラーやデザインのスニーカーを事前に新調して慣らしておくのもおすすめです。

 

 

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